絵でモデルにリュートでも持たせようかと広告を出して見た。
古楽器は原則見た目も美しい!とか思って、コルナムーゼとかラウシュプファイフェンとか持ってるけど管楽器はあんまりね。低音楽器でサルペントぐらい?(市内で疎遠になったけど、知り合いで持ってる人いる)ガンバやそれこそ詐欺師に掴まされたガンバもどきも悪くないんだけど、が体がでかいんで、肝心のモデルの見える面積が減ってしまう。そんな事があってか無くてかリュートがあったらいいなぁと思った。アルマジロの様な丸みを帯びたボディ、大変魅力的。(バロックギターは要らない)
買っても(多分、あまり品質の良くない奴)3万ぐらいからあるんだけど、モデルに持たせるためだけにね。と、対して期待もせず無料個人広告に『壊れたリュート求む』と。5000円ぐらいまでなら出すよ、と。

そしたら昨日絵を描いてる最中電話が来て、知り合いのヴァイオリニストだったんだけど、「ウチにちょうど壊れたリュートあるからあげるわ」と言うんで笑ってしまった。

DSC_2858~2仕事中だったので午後改めて電話。「いつ取りに来る?今日?明日?」と言う勢いだったので、今日取りに行く事に。

もともとこの人とは古楽のジャム・セッションと言う即興演奏の集まりで知り合ったのだけれど、ちょっと苦手だった。それも当然で、僕は他に低音楽器弾く人がいないので或る意味頼まれて素人の腕前のガンバで参加していたから。特に同じ弦楽器をやってる人であれば、僕に対して色々不満があったろうと思う。結構それが肌身に感じられたのだ。

まあでも町中で偶然あったりすると物凄いフレンドリー。コロナがらみもあってもう1年以上会っていないので「まぁお茶でも」となるかな、と思ったらやっぱり誘われた。

で、割とストレートに「あなたたちも批判的なんでしょ?」と。そう言う奴だと見抜かれていたのか。でも、僕も音楽みたいな自分を持っていないと出来ない様な事を仕事にしている人は気付くよね、と思ってたけどそんなことなかったね。似た様に絵の方でも全然疑わない人沢山いるし。一人知り合いなんかは今頃、「地球の人口70億、大変だ!」とかFBにポスティングしたと思ったらやっぱり打っちゃって、それでホームセンターとか行ったらガラガラで「どうなってるんだ!」お前の頭の中がどうなってるんだ?と。定石は使わない、全部自分で考える!と言う囲碁棋士のみなさんも何も考えず、子供にマスクさせたりアレを推奨したり。まあ、「こういう人たちなら気付いてる筈!」と言う発想自体が思考停止に近いので戒めなければいけません。

ヴァイオリニストの彼女はレッスンがあるので収入的にはそう問題は無いみたいだけれど、いろんなプロジェクトが中止になったり、妙な形で行われるようになったり。お隣さんも一人、打って二日後に亡くなったとか。家族の中でお祝い事で会うんでもテストを受けて陰性と出ないとダメだ!とか。ドイツ人はこういう杓子定規好きな人が多いですね。日本人は自分が規則に従うのが好きな人多いですが、ドイツ人は他人に規則をあてがおうと言う人が多い。良くも悪くも話がそんなことで弾んでしまいました。でも、お互い久しぶりに出会えて、確認出来て良かったです。






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